2016年02月24日

ィアから入れ知恵され



ギュスターヴ?モローの絵に『サロメ』と題する絵がある。
ここに描かれた「サロメ」はヘロデ王に取り入り、その妻となったヘロディアの娘、
すなわち、いわゆる「ツレ子」。
これは時あたかも、イエス?キリストのいた時代に実在した人物。
王の婚姻に対して、民衆から人望の熱い「洗礼ヨハネ」は反対していた。
ある日、この娘が王の前で踊りを披露する。
王は喜び、このサロメに「何でも褒美をとらすぞ。何が良い?」
それを聞くとサロメは、母ヘロデ
「皿にのせた洗礼ヨハネの首」と言う。
王は驚き、否定したいところだが、二言(にごん)が許されない王の立場から、
家来に命じ「皿にのせた洗礼ヨハネの首」が運ばれてきたという話。
新約聖書にも書かれている話に取材し、
オスカー?ワイルドは戯曲『サロメ』を書いている。
オーブリー?ビアズリーの挿画も人の心をとらえ瞬く間に話題となった。
このサロメの踊りは、上記のモローやシュトゥックが表現した絵のように
エロチックな踊りだったようだ。
この話に題材を得た「フランスのことわざ」に
「七色のヴェールのダンス(La danse des sept voiles)」という表現がある。
ちょうどサロメが7色の薄いヴェールのような布を身にまとい、
踊りながら一枚一枚剥(は)いでいって、ついには、
「王を陥(おとしい)れてしまう」というところから、
「あらゆる手段を尽くして落としてしまう」という意味。
自分の思いを遂げるためには手段を選ばない、ということらしい。

このたび甘利氏が経済再生担当大臣の職を辞したが、
この辞任を惜しむ声も多い。
最近何かと話題の多い「週刊文春」の記事で辞任に追い込まれることとなったが、
これに関する記事のソースとなったのは、
由緒正しいと言うより「クレーマー企業の典型」。
いわゆるフダ付きの企業から発したもののようだ。
そして、こういった輩(やから)は「カネのためなら手段を選ばぬ」の典型のようなもの。
すなわち「七色のヴェールのダンスを踊る人物」
ということらしい。
甘利氏にすれば、思わぬもので、いとも簡単に足許を掬われてしまったということになる。

この謀(はかりごと)は「七色」ならぬ「一色」らしい。



Posted by nichooe@gmail.com at 15:42│Comments(0)
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